脱炭素社会に向けて注目を集めるEV(電気自動車)とFCV(燃料電池自動車)。EV/FCV社会実現に向けた製品・技術をピックアップ!
次世代自動車(FCV・EV) 特集
大出力電動ターボチャージャー
社名:(株)IHI
説明:IHIは、FCV用電動ターボチャージャー(ETC)技術をベースに、ガス軸受モーターとしては世界最大級の70kWクラス出力を実現する大出力ETCを開発しています。航空機の空調システムに本技術を適用してエネルギー回収によるシステム効率化の実現や、燃料電池システム向け空気供給システムへの適用など、様々な用途への展開が期待されています。
燃料電池システム二十二
社名:SHANGHAI REFIRE GROUP LTD.
説明:PRISMAシリーズは、リファイアの第2世代の燃料電池製品シリーズである。新しく発表した220 kWハイパワー燃料電池システム二十二(PRISMA XXII)は商用車の規格の標準レベルの開発と検証体系を採用し、高低温、高湿、振動、長定格、長アイドリング、変荷重などを含む全作業情況下66項目のテストと検証を経て、ハイパワーで持続的かつ安定な出力運転を実現した。定格出力は220kWで、且つ260 kWまで拡張することができる。先進的なスタック材料とプロセス技術、インテリジェントな水熱管理技術、さらにCVMとEISオンライン診断技術などを結合することにより、95℃の高温での持続的かつ安定な運転を実現した。
車載用Type4高圧水素タンク
社名:(株)巴商会
説明:当社は、ILJIN Hysolus Co., Ltd.製のType4容器をOMB Saleri S.p.Aのオンタンクバルブを附属して日本国内へ販売しています。UNR134認証及びKHK委託検査証明を取得済。国際相互承認容器としてご使用いただけます。FCV、FCトラック・バス等の車載用燃料容器、各種テスト向け容器等、多様化するFCモビリティーへの提供を行なうことで、水素エネルギー市場拡大と深耕を目指しております。また輸送用容器として活用し、高圧ガス輸送・貯蔵の効率化の研究開発を進めております。
大型FC車両向け 新型水素ガスディスペンサー「LUMINOUS H2」
社名:(株)タツノ
説明:世界初の大型FCトラック向け、ミドルフロー対応のダブルノズルディスペンサーです。合算機能付きのため、車両の2タンク同時充填で充填時間を大幅に短縮できます。対象分野 : 水素・燃料電池 分野, 脱炭素経営 分野 対象ユーザー : 施工/エンジニアリング向け、自動車メーカー向け、石油/ガス事業者向け、 国・地方自治体向け。
シンプルフューエル
社名:PDC Machines(同)
説明:オールインワン・コンパクト型水素ステーション(オンサイト型)製造;水と電気から水素を作ります。 昇圧;つくった水素を充填圧(70MPs)まで昇圧します。 充填;ノズルを介してFCVへ充填します。 <基本製品性能> 型式:SFF70-10/20 処理量:10Kg/日・20kg/日 充填圧力:70MPs 水素純度:99.99%以上 水素蓄圧量:25kg 水電解種類:PEM(純水)水電解 <設置環境> 設置場所:屋外・屋内 使用温度:-20℃~+40℃ 製品サイズ(本体):L3m×W1.5m×H2.5m 敷地面積:7m×10m 騒音値:<70㏈A(機側1m) 耐久年数:10年
70MPa 水素燃料電池用オンタンク電磁弁 OSVA-H70
社名:(株)ハマイ
説明:【機能】 燃料電池のエネルギーとなる水素を最大87.5MPaの高圧で貯蔵する高圧水素タンクに装着。 充填時や発電のための供給時に水素をタンクからの出し入れ、タンク内部のガス温度を計測、 緊急時には内部のガスを安全に放出するための機能を備えています。 【準拠規格】 国際圧力水素自動車燃料装置用付属品技術基準(Global Technical Regulation No.13) 高圧ガス保安法 【実績とオリジナリティー】 FCVで実績のある低温環境下でも高い気密性を発揮するシール構造を採用。
ディーゼルエンジンの水素化コンバージョン
社名:i Labo(株)
説明:水素エンジンは燃焼速度が速く、バックファイヤ、ノッキング、窒素酸化物の課題から安定燃焼させることが困難です。当社は、50年余りにわたる水素エンジン実用化の経験により、①水素燃料の供給方法、②着火方法、③吸気弁操作タイミング、④空気過剰率の正確な調整・制御、⑤電子的なエンジン燃焼制御ノウハウを通じた安定燃焼の基礎技術を有しています。水素化コンバージョンは、電気自動車や燃料電池車の新車を購入するのではなく、既存トラックのエンジンを活用するため、脱炭素化のコストを大幅に削減することが可能です。
燃料電池・水電解評価装置 Evaluator シリーズ
社名:(株)堀場製作所
説明:特長 燃料電池評価装置 Evaluator LTシリーズは、低温形燃料電池向けの評価装置です。固体高分子形燃料電池(PEFC)のセル、スタック、燃料電池システムで、出力1Wから250+kWの供試体を、-40℃から250℃の温度範囲で評価できます。 ・高精度な動的加湿制御 ・100%までの相対湿度に対応 ・250℃までのガス/操作温度に対応 ・幅広い圧力/流量制御と精度を確保 ・燃料電池システムの評価も可能 ・リモートコントロールが可能。
SIMULIA MODSIM(バッテリー製品3Dモデリングとシミュレーションの統合)
社名:ダッソー・システムズ(株)
説明:EV用バッテリーのセル、モジュール&パック、車両全体のレベルに至るまで、包括的な性能評価をマルチフィジックスにわたる3Dシミュレーションを可能にするSIMULIAブランドの多様なソフトウェア・ポートフォリオと、それらをシームレスに連携・統合するコラボレーション基盤「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を提供し、EV用バッテリーの設計開発をシミュレーションの面からサポートします。 ※ MODSIMとは、“Modeling&Simulation”を略したダッソー・システムズの造語で、設計と解析のシームレスな連携、プロセスの構築・標準化、データやモデルの一元管理など、3DExpereinceプラットフォームによる製品設計環境を支えるソリューションです。
BEV/HEVリチウムイオン電池用ギャップフィラー/放熱性グリース
社名:(株)木村洋行
説明:ポリテックPTはドイツを製造拠点としており、EV/HEVリチウムイオン電池用放熱材料として欧州・アジア車両メーカーで量産採用されております。シリコーン不使用のため、高温下においてもガス化した低分子シロキサンが電子基盤上に付着して接点不良を起こすといった懸念がございません。シリコーンを使わないことで環境にも優しいです。バッテリーに必要な熱伝導率、低比重による車両の軽量化、優れた絶縁性を備えております。これまでの量産実績から経済的な材料提案を致します。また、低摩耗性フィラーのためディスペンサーを傷つけず、設備のメンテナンスコスト/ダウンタイムを低減できます。お客様の要求内容に応じてカスタム設計も可能です。無償サンプル品もありますのでお気軽にお問い合わせください。
高耐熱リチウムイオンキャパシタモジュール
社名:(株)ジェイテクト
説明:高耐熱化によって可能となった高出力使用を実現いたします。その堅牢性、信頼性はダカールラリーという過酷なフィールドで実証済です。自動車分野から産業用途まで、幅広いニーズにお応えいたします。 環境規制対応の12V鉛蓄電池代替モジュールも用意しております。
全固体リチウムイオン電池 AS-LiB®
社名:日立造船(株)
超急速EV充電用蓄電池 「Hypercharger」
社名:(株)パワーエックス
説明:パワーエックスが自社開発・国内生産する超急速 EV 充電器『Hypercharger』は、国内最速クラス の充電最大出力 240kW を実現することで、EVをフル充電する時間を大幅に短縮します。また320kWh の大型蓄電池を搭載している為、従来の急速充電器の設置の際に必要となっていた高圧受電設備を必要しない低圧での接続が可能で、大掛かりな工事が不要です。これにより多くの場所に設置できるだけでなく、導入コストの削減や設置スピードの向上が可能です。
EV充放電装置「eLINK DC」
社名:(株)椿本チエイン
説明:「eLINK DC」は、電気自動車の大容量蓄電池を、直流給電システムなどの直流ラインに直接接続できる、業界初のEV充放電装置です。活用が期待される再生可能エネルギーの太陽光発電や蓄電池などの直流機器と、普及が進む電気自動車のバッテリを、直流のまま相互接続することで、直流から交流への電力変換回数を減らし、電力変換のロスを抑え、省エネやCO2削減に貢献できます。
小型ソーラーカーポート EV-Cube
社名:(株)会津コンピュータサイエンス研究所
説明:太陽光発電パネル、蓄電池を備えた小型のオフグリッドソーラーカーポートです。開発中の製品を参考出展します。
(※2023年1月26日時点の情報です)